コミュニケーション、人間関係で悩む力を鍛え、モチベーションを上げて問題解決に挑むための道筋

人間関係改善のためのコミュニケーション 円滑なコミュニケーションは豊かな人間関係を育みます。

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1.苦手意識は、捨てられる!

私の著書「苦手意識は捨てられる」(2005年、中経出版)は、2万8000部発行され第7版を重ねました。それだけ、苦手意識を持っている方が多いということかもしれません。

そして、苦手意識はどうしようもないものと思われがちですが、実は人の潜在的な力をうまく使うことで、苦手意識を捨てる方法があるのです。

「苦手意識」を捨てるための方法は、1970年代に開発されたNLP(神経言語プログラミング)のテクニックを応用します。NLPの開発者であるジョン・グリンダーと、リチャード・バンドラーの2人は、「10分間恐怖症治療」と名づけた強力なテクニックを大勢の人々の前で示し、当時の人々をあっと驚かせました。

エレベータや飛行機に乗れない人、高いところが苦手な「高所恐怖症」の人、蛇やクモの嫌いな人、大勢の人前で話すと頭が真っ白になってしまう人、人前に立って話すのが苦手なために緊張して声が上ずってしまう人、さらにはひどい恐怖体験によるトラウマで苦しんでいる人々などを治療し、それらの症状をわずか10分で消し去ってみせたからです。

もし、あなたがこのような「苦手意識」を克服できれば、自分自身とのつきあい方、さらに上司や友人、知人との人間関係も大きく変わってきます。少なくとも、その時、その場にふさわしい適切な対応をとることができるようになり、あなたの人生をすっかり変えることができます。