コミュニケーション、人間関係で悩む力を鍛え、モチベーションを上げて問題解決に挑むための道筋

人間関係改善のためのコミュニケーション 円滑なコミュニケーションは豊かな人間関係を育みます。

講演レポート

★梅本和比己が講師を担当した講演のレポートです

 | 2009年2月- |……| 過去のレポート |

講演名 BCB1日入門セミナー ~よりよい人間関係とコミュニケーションスキル~
日 程 2009年2月15日(日) 10:00~16:30
内 容
  • 1.よいコミュニケーションに役立つTAとNLPのスキル
  • 2.よりよいコミュニケーションには何が必要か?
  • 3.効果的なコミュニケーションのテクニックとそのトレーニング
  • 4.よりよい人間関係のためのBCB戦略
主な参加者 一般企業社員、心理関係者、栄養士 ほか
場 所 日本工業大学神田キャンパス 多目的ホール(東京都千代田区)
レポート内容 講演の様子

今年も、よりよい人間関係を作るためのコミュニケーションスキルのプログラムを紹介する1日体験セミナーを開催しました。その時にとても印象的なご質問いただきましたので、そのことについてご報告したいと思います。

ご質問は、このプログラムの基本的な理論である交流分析の中の「自我状態」についてのものです。交流分析では、誰でも「親P」「大人A」「子供C」という3つ自我状態を持っているとしています。この自我状態を明確に見分けるためには、何が必要ですか?というご質問です。

 この3つの自我状態がきちんと区別されていて、しかも自由にそれを使い分けることができることが健康な人間関係であるというのが、交流分析の基本的な考え方です。したがって、ご質問をされた方の指摘は、とても重要なことといえます。

 他人の自我状態を見分けるには、まず自分自身の自我状態を正確に把握しておくことが望まれます。もし、「大人A」の自我状態が「親」の自我状態に適切でない強い影響を受けていたら、それを「汚染」というとらえ方をしますが、このような状態にいるなら、当然相手の自我状態を見分けることが困難になります。

 もし、相手の自我状態がどのようなものかはっきりしないとしたら、相手の方に「汚染」がある、もしくは自分自身に汚染の可能性を考えてみることが役に立つと思います。(梅本和比己)

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