|バックナンバー一覧に戻る| 1号~30号 | 31号~60号 | 61号~90号 |
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▽▲よりよい人間関係メールニュース第68号▼△ 発行:2012-05-28 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ チーム医療 梅本です。 今年は、全国的に「節電」が大きな課題になりそうですね。 今20代~50代のビジネスパーソンの9割が、自分の考えをうまく伝えられ ないと感じており、6割が職場で孤独を感じている時代であるという調査があり ます。(産能大学2011年2月の第2回コミュニケーション調査) http://www.sanno.ac.jp/research/com2010.html 今やすべての働く人にとって、コミュニケーションの技法を習得することが、 運転免許と同じくらい重要な時代なのです。(そういう私は、運転免許を持って いないので、しばしば奇異の目でみられるのですが!) とりわけ仕事の成果を上げなくてはいけない職場リーダーにとっては、チーム 内の人間関係は、とても気になることと思います。 先日テレビで「ティーチフォーアメリカ」という団体の活動が紹介されました。 ティーチ・フォー・アメリカ(Teach For America、TFA)とは、ニューヨーク州 に本部を置くNPOで、アメリカ国内の一流大学の学部卒業生を、教員免許の有 無に関わらず大学卒業から2年間、国内各地の教育困難地域にある学校に常勤講 師として赴任させるプログラムを20年間も実施しており、2010年には日本 法人も設立されました。 この活動のすごいのは、ビジネスウィーク誌が調査したアメリカの学部学生の 就職先人気ランキングのベストテンに入るようになり、2010年には全米文系 学生・就職先人気ランキングでグーグルやアップルを抑えて1位になったとも報 じられていることです。 その活動は、リーダーシップを培うのに最適であり、よい活動をした卒業生は、 リーダーシップを発揮できる能力を持っていると評価され、企業の人気を集めたので す。 彼らの活動は、ティーチングにコミュニケーション心理学が取り入れられてい ると思います。職場の部下指導にも、これと同じような成果をあげる方法はない ものでしょうか? 私は、日頃そんなことを考えるセミナーをプログラムしたいと考えていますが、 来月の6月19日(火)に2時間で行う「SANNO Shortセミナー20 12」で「職場リーダーのためのコミュニケーション技法」というセミナーを担 当します。 短い時間ですが、職場リーダーを対象にコミュニケーション心理学を使って、 「言いにくいことをうまく伝える技法」や「対立関係をうまく乗り切る技法」な どについてお話したいと思っています。 ご都合のつく方は、よろしければぜひご参加下さい。 http://seminar.hj.sanno.ac.jp/s/9108 |