コミュニケーション、人間関係で悩む力を鍛え、モチベーションを上げて問題解決に挑むための道筋

人間関係改善のためのコミュニケーション 円滑なコミュニケーションは豊かな人間関係を育みます。

 

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▽▲よりよい人間関係メールニュース第65号▼△    発行:2012-04-12
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 チーム医療の梅本です。
桜が咲き始めて、とても綺麗な場所があちこちで見られます。
新年度を皆様はどのように過ごしておられますでしょうか?


 さて、国際的に著名なNLPトレーナーのジョセフ・オコナー氏が創設した、
NLPの国際組織であるICNLP(International Community of NLP)の日本
人トレーナーが昨年多数誕生しました。
  ICNLPのトレーナー達は、今年積極的にNLP研修を行っています。
その詳しい活動は、下記のURLでご覧下さい。


http://www.nlp.gr.jp/

 私の今年の目標の1つは、できるだけ多くの都市で、ICNLPとサンタフェ
NLPのトレーナーによる、NLPの研修が行われるような機会を広げるための
活動を展開することです。
  その1つとして、盛岡市での「NLP入門講座」を担当してきました。


■ 盛岡市での「NLP入門講座」

 盛岡市で「福祉・医療の会計と人事労務」という企業ミッションを掲げて活躍
されていらっしゃる大沢英夫・諄子先生のご支援をいただき、盛岡市で初めての
「NLP入門講座」を開催することができました。

 両先生は、「大沢教室」と呼ばれる交流分析講座や産業カウンセラー講座も開
催されてこられた、東北地方における心の支援者養成のエキスパートです。
 
ですから、盛岡で初めての「NLP入門講座」も参加定員を上回るお申込みを
いただくことができました。

 また、ご質問も沢山いただき、新しいことを学びあうチャンスが得られ、私自
身にとってもとても貴重な体験になりました。
今日は、いただいたご質問について考えたことを書いてみたいと思います。


■ 秩序の原理と理解の原理

 親や教師、あるいは会社の上司は、できれば「秩序の原理」で子どもや生徒、
そして部下に接したくなるのが普通です。しかし、子ども、特に思春期の生徒達
は、「秩序」に対して反抗的です。

 反抗する子どものことを交流分析では、RC(Rebelliousu Child)と言い
ますが、交流分析では、この状態にいる人には正しいことを伝えても期待する反
応が得られないと考えています。

  親や教師が声を大にして「〜しなさい」と言っても、ほとんど言うことをきか
ないことは、多くの人が体験していることと思います。

こんな時は、どうすればいいのでしょうか?

 交流分析は反抗する子どもRCには、自然な子どもFC(あるいはNC)でし
か対応できないと考えています。
つまり、共感や理解しか通用しないということです。

 親や教師が、反抗的な子どもや生徒に、秩序の原理である批判的な親CPでは
なく、FC(NC)で反応できればいいのですが、なかなかそれがむずかしいと
言われます。


 当日のご質問も、同じような意味のものでした。そして、もし、教師が理解の
原理だけで対応するのは、生徒に平等に接して行く必要性から、教師にはとても
困難だというご指摘もいただきました。

 私が提案したことは、いわばサッカーの試合で言えば勝ち点1(ドロー)の対
応です。

サッカーをご存じない方には、ピンとこないと思いますが、両方にとってやや中
途半端な対応です。もしかしたら効果が期待できないかもしれませんが、ないよ
りはいいというくらいの考えです。


 具体的にいうと、例えば宿題や課題を何度言っても提出しない生徒に対して、
秩序の原理なら「なぜ、提出しないのだ!いいかげんにしろ!!」などと言い続
けることになります。


 それに対して、勝ち点1の対応では、どちらも勝てないが負けない試合です。

「あなたが、課題を出さないままでいることを続けるなら、それはそれで仕方が
ない。そして、あなたが自分の今後のことを考えて課題を出すことも、あなたの
自由です。あなたが課題を出すなら、先生は課題のやり方についてできるだけの
応援はするよ。しかし、このまま出さないなら先生は立場上、あなたの応援をど
こかでやめなくてはならないことになると思う。それから、先生は教師としての
立場も保てないかもしれないので、とても困ることになるのが残念だよ。」と言
うように応じる方法です。


 なぜ勝ち点1かというと、この会話では生徒にとっても面白くないし、先生に
とっても「そんなことは教師として言えない」というハードルがあるからです。

 しかし、何回も注意して生徒をダメ扱いするよりはいいし、確かに先生として
は信念に反することを言わなくてはなりませんが、怒りつけて何も得られないよ
りはいいかもしれません。もしかしたら変化を期待できるかもしれません。

 私は、時に教師といえども「規則は破るためにある」という考え方もあるとい
うことを知って欲しいと思っています。
 
この格言?は、私が尊敬するカウンセラー村瀬 嘉代子先生の言葉です。


■ NPOハッピーステージ公開講座 「心理カウンセリング講座」
  (平成24年4月15日(日)開始)

 私も講師の1人である講座をご紹介させていただきます。
このメールニュースをお読みいただいている方は、全5回の参加費75,000円(資
料代・消費税込)を、開催が3日後ですが早割り価格65,000円にしていた
だけますので、もしご都合がつくなら、「メールニュース読者です」と言ってい
ただいてお申込み下されば幸いです。


http://www.happy-stage.jp/seminar/index.html

● 入門コース《第三期》全5回
「自己洞察と他者との関わりの基本を学ぶ」
  日時: 2012年 4/15、5/27、6/24、7/8、8/19の各日曜 9:30〜16:30
  場所: 建築会館(東京都港区田町)
  講師: 小林展子、梅本和比己