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ポータブル蓄音機 HMV102型
- 英国グラモフォン社 1929年製
- REFERENCE TO THIS INSTRUMENT QUOTE MODEL No,102C & SERIAL No,B 85134(2010.6.1)
会員価格(税込み)非公開
標準的なポータブル型、見かけによらずパワフルなサウンドが楽しめます。
HMV No,5 B サウンドボックス、1丁ゼンマイモーターを装備しています。
蓄音機の味わいのエッセンスは、この1台で充分体験できます。
品質・使いやすさ、ともに折り紙つきのHMV製。
ポータブル型は、小型の蓄音機の中でも、特に携帯用に設計されたものです。
折り畳んで持ち運ぶことができます。
最初は軍用でしたが、旅行やピクニック・ドライブなどに使われていました。
オーソドックスなトランク型のほかに、変わったデザインのものも多く、ボックスカメラを模したものや、目覚まし時計くらいのサイズになってしまうものもあります。
当時のポータブル蓄音機の中でHMV102型は、夢のポータブルといわれ、日本国内では高級品に属していました。
ポータブルとはいえ、HMV製は庶民にはなかなか手の届かないものでした。
また、ポータブル蓄音機は黒色が圧倒的に多いため、現在では赤、緑等が人気機種で入手は困難とされています。
このモデルは、レコードを持ち運ぶ際に10枚~15枚重ねておけるホルダーが、ターンテーブルの上に装着できるようになっています。
現在では、オリジナルのレコードホルダー付きの保存状態は、非常に貴重なものです。
発売当時、黒の防水クロス(In black waterproof cloth)は、£5, 12s. 6d で、赤、緑、青は £6 0s. 0dとなっており、定価の設定自体が高かったようです。
(以上 記録音楽研究会池田氏調べ)
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