-コミュニケーションに関して日々思うことや参考事例・講座情報を配信します-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽▲よりよい人間関係メールニュース第53号▼△ 発行:2011-6-8
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
チーム医療の梅本です。
夏の暑さを予感するこの頃ですが、皆様いかがお過ごしですか?
さて、私は今年1月から、半年間かけて学ぶメンタルヘルスカウンセラーのた
めのセミナーを運営しています。
(研修プログラム http://www.iryo.co.jp/q3147.html)
先日は、臨床心理士の倉成央先生のご担当でしたが、その内容に深い気づきを
得ました。今日は、そのことをお伝えしたいと思います。
倉成先生のご担当は、「新型うつ病への対応」です。
新型うつ病はもちろん病名ではありませんが、これまでのうつ病とはあまりに
も異なる症状を示すことから、そのように呼ばれています。
倉成先生も、どのように対応していけばよいか、とても悩まれてこられました
が、最近ようやく対応の仕方に光が見えてきたそうです。ご存知のかたも多いと
思いますが、新型うつ病の特徴は次の3つといわれています。
(1)気分的な反応が多い(休日には元気になったりする)
(2)根拠のない自信過剰の傾向がある
(3)他罰、他責傾向がある
そして、倉成先生の印象では、「何かをしてもらえないと不満を感じる」人が
多いそうです。その原因の一つとして、クライアントの自主的なやる気を奪うく
らい面倒をみる人が身近にいる気がすると言います。
その考えは、私にはとても納得がいくものであり、交流分析の成人の自我状態
(A)で関わることの大切さを再認識しました。
交流分析は、自分の存在価値に気づくことの大切さを教えてくれます。
倉成先生は「うつ病を、人生を見直す機会」ととらえられる人は、予後がいい
とも言います。
これほどまでに働く人々のメンタル不調が多くなっている今日、自分自身を見
直すための具体的な時間を作れる現実的なうつ病対策を、国家施策として実行し
ていく必要を感じてなりません。
最後に交流分析やメンタルヘルスに関するお勧めしたい講座を3つご紹介しま
す。詳細を知りたい、受講したい方は、下記URLをクリックして下さい。
↓ ↓ ↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆「心理カウンセラー養成講座」のご案内◆◆ 7月3日(日)9:30~
主催:特定非営利活動法人ハッピーステージ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★詳しい内容はこちら★
http://www.happy-stage.jp/shinri_counselor_2.pdf
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆第1918回チーム医療セミナー◆◆ 7月9日(土)10:00-16:30
テーマ:管理職に必要なメンタルヘルスの知識と対策セミナー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★詳しい内容・お申込みはこちら★
http://www.iryo.co.jp/q3187.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆米国著名講師のセミナー◆◆ 7月16日(土)~18日(祝)
テーマ:よりよい人間関係とコミュニケーションスキル(BCBベーシック)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★詳しい内容・お申込みはこちら★
http://www.iryo.co.jp/q3006.html |