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▽▲よりよい人間関係メールニュース第27号▼△ 発行:2010-2-1
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チーム医療の梅本です。
先月1月の週末30日と31日は、2日間のNLP研修を担当しました。
ご参加者は、全員が産業カウンセラーの方々です。私には、とても楽しい時間
でしたし、自然にトレーニングを進められた気がする2日間でした。
私にとってNLPの研修は、いつも特別な意味があります。時々ご参加者の方
から「NLPには、どこかあやしい印象があると感じていましたが、研修を受け
たらその印象が変わりました」と言われることがあるからです。
そのように言われることは、私にはとてもうれしいことです。
NLPは、正しく用いれば短い時間でとても大きな恵みを与えてくれるすばら
しい技法です。私が学ぶサンタフェNLPの定義は「人を幸せにする道具」です。
この定義は、ある時サンタフェNLP参加者たちが一緒に作った貴重な合意なの
です。
さて、今回の研修で私が改めて認識したことは、「心理状態が心理状態を規制
する」ということです。私たちは、自然な感情反応として悲しみ・怒り・恐怖など
の心理状態に陥ることがありますが、そのような心理状態に陥ったことに対して、
どう感じるかによって、その心理状態に大きな違いが生まれます。
例えば、大切な人を失ったような時に、悲しみながらもその人の死を尊重し受
け入れようとするか、ただ単に悲しみ恐れるかではとても大きな違いがあります。
それは、悲しみを認めるか隠そうとするかの違いと同じくらい違うことです。
人は、無意識に自分自身に対して自分の本当の気持ちを隠すことがあります。
もし自分の心の中に生まれるさまざまな感情を、自分自身に対して隠すことなく
正直に認められるようになれれば、私たちはもっと楽に生きられるはずです。
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