コミュニケーション、人間関係で悩む力を鍛え、モチベーションを上げて問題解決に挑むための道筋

人間関係改善のためのコミュニケーション 円滑なコミュニケーションは豊かな人間関係を育みます。

 

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▽▲よりよい人間関係メールニュース第6号▼△     発行:2009-07-24
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 チーム医療の梅本です。
 みなさんは、「ぐっさん」という愛称で呼ばれるタレントの山口智充さんをご
存知ですか?

 

 朝のテレビ番組「はなまるマーケット」で子育てについて語っていた時に、
ぐっさんが紹介してくれた「体を使う子どもとの遊び」をとてもおもしろいと
思いました。
 この遊びは、子育て中の父親にぜひまねして欲しい遊び方です。
 そして、この遊びは子どもとのふれいあいにとどまらず、働く大人のメンタル
ヘルスにも使えるすばらしいノウハウです。

 

 ぐっさんには、3人のお子さんがいます。遊び方を、ぐっさんの話から説明し
たいと思います。
 まず、子ども達の前にまるでロボットのように立って、「ズイーン」といいな
がら腕を出します。そして、握りこぶしを作って「開かん!」と叫びます。
すると、子ども達は、ぐっさんの手指を一本一本開こうと頑張ります。指が全部
開かれたら、今度は、腕に力を入れて「曲がらん」と叫びます。すると、子ども
達は、今度は、ぐっさんの腕を必死に曲げようとします。このように、一つの遊
びが終わるとまた違う課題が次々と出されます。

 

 ただ、それだけの遊びです。実は、子どもはこのような遊びが大好きです。体
を使う、つまりスキンシップによる遊びは、子どもの豊かな感性を育てる最高の
体験なのです。最近、このような遊びが極端に少なくなってしまいました。

 

 このような遊びの体験がある子どもは、遊びながら親の愛情を体で受けとめま
す。子どもは、このような遊びを通じて、愛情の基礎工事をしているのです。
このような体験が大人になってから生きてくるのです。

 

 体に愛情の基礎工事があれば、ストレス耐性がしっかりできているのです。大
人になって何かのストレスを体験しても、愛情の基礎工事で築いた「大切な人間」
だという確信が、ストレス病になることから救ってくれるのです。
 また、大人が子どもとこのように遊ぶことは、ストレスを持っている大人をス
トレスの中から引き出し、気分を晴らしてくれることもあるのです。

 

 ところで、話は変わりますが9月4日(金)の夜6時から、およそ2時間、私
と社会保険労務士の伊藤 満先生と二人で、「メンタルヘルスと労務管理」という
ミニセミナーを行ないます。詳細が決まりましたら、またお知らせします。